講演・口頭発表等

国際会議

高温ガス炉を用いたトリチウム製造のためのLiロッド試験体と照射条件に関する検討

13th International Symposium on Fusion Nuclear Technology (ISFNT-13)
  • 井田 祐馬*
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  • 松浦 秀明*
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  • 長住 達
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  • 岡本 亮*
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  • 古賀 友稀*
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  • 片山 一成*
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  • 大塚 哲平*
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  • 後藤 実
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  • 中川 繁昭
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  • 石塚 悦男
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  • 島崎 洋祐

開催年月日
2017年9月
記述言語
英語
会議種別
国・地域
日本

核融合炉の起動と核融合炉ブランケットシステムのトリチウム工学試験のため、大量のトリチウムが求められている。しかしながら、トリチウムは存在量が少なく、kgオーダーのトリチウムについては人工的に作らなければならない。高温ガス炉を用いた$^{6}$Li(n,$\alpha$)T反応によるトリチウム生産を提案している。この方法においては、Liロッドを高温ガス炉の可燃性毒物用の孔に装荷することを想定している。本報は、高温工学試験研究炉(HTTR)での利用に適したLiロッドを設計し、トリチウム生産量とLiロッド容器からのトリチウムの漏れ量をLiAlO$_{2}$、アルミナ及びZrの各層の厚さを変化させて評価している。また、Liロッドによるトリチウムの生産と閉じ込めの特性を実証するためHTTRで実施すべき照射試験の計画について示している。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5060755