2015年10月
日本語教育スタンダードの源流・現在・未来を探究する―誰のための、何のためのスタンダード?―
日本語学
- 巻
- 34
- 号
- 12
- 開始ページ
- 44
- 終了ページ
- 54
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- 出版者・発行元
- 明治書院
本稿では、言語教育スタンダードを「文化的多様性を尊重する言語教育政策として、言語学習の理念や共通の評価基準を示したもの」と位置づけ、その立場から日本語教育スタンダードの源流・現在・未来を探究した。まず、日本国内外の多言語・多文化化の現状を各種統計から概観した。次に、言語教育スタンダードの源流として「言語のためのヨーロッパ共通参照枠:学習、教育、評価」(CEFR)を取り上げたのちに、CEFRの日本語教育における受容について検討した。そのうえで、日本語教育スタンダードの課題を21世紀スキルの観点から考察した。
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/40020603894
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00007073
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/026770977
- ID情報
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- ISSN : 0288-0822
- CiNii Articles ID : 40020603894
- CiNii Books ID : AN00007073