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2017年2月 - 2017年2月

空海お手彫り阿弥陀如来御開帳


推定42才の空海が弥蘇の場(今現在は八十場)を訪れた折、行基菩薩建立により建立された金山摩尼珠院中興の為、十一面観世音、阿弥陀如来、愛染明王を御手彫りされる。しかし明治時代廃仏毀釈の折に阿弥陀如来は右腕を切り落され、白毫を刃物で傷つけられる。今回はその阿弥陀如来をあえて修復せずに傷ついたそのままの状態で御開帳をする。無智の成果は何百何千もの時を経ても無智なものでしかないことを感じていただく為の御開帳である。