2017年4月 - 2020年3月
子育てと介護のダブルケアをしている看護師の健康に関する研究
日本学術振興会 科学研究費助成事業 若手研究(B) 若手研究(B)
本研究は、看護師を対象に子育てと介護のダブルケアの実態と、精神的健康度/身体的健康度との関連を明らかにすることを目的とした実証研究である。
看護師の離職理由の上位はライフイベントと健康問題である。ライフイベントと仕事を両立する際、子育てと仕事の問題が一段落したのちに、介護と仕事の問題を抱えることが多かった。しかし、晩婚化・出産年齢の高齢化により、子育てと親等の介護を同時にしなければならないダブルケア世帯が増えつつあり、今後も増加していくことが予想される。超高齢化社会で看護師不足が叫ばれるなか、2015年に女性活躍推進法が施行され、90%以上が女性職員である看護師がダブルケアをしながら健康で働き続けることが望まれる。
本研究では、病院評価機能をWebで公開している首都圏の病院に勤務する看護師を対象に質問紙を用いて、看護師のダブルケアの実態、看護師のダブルケアの有無と精神的健康度/身体的健康度の関連を明らかにしたいと考えた。看護師のダブルケアの実態と健康度との関連について明らかにし、ダブルケアをおこないながら就業継続するための健康上のサポートについて考察する。
平成30年度は、対象者への説明文書や同意書、調査票を完成させ、倫理委員会に提出し承認を得た。
看護師の離職理由の上位はライフイベントと健康問題である。ライフイベントと仕事を両立する際、子育てと仕事の問題が一段落したのちに、介護と仕事の問題を抱えることが多かった。しかし、晩婚化・出産年齢の高齢化により、子育てと親等の介護を同時にしなければならないダブルケア世帯が増えつつあり、今後も増加していくことが予想される。超高齢化社会で看護師不足が叫ばれるなか、2015年に女性活躍推進法が施行され、90%以上が女性職員である看護師がダブルケアをしながら健康で働き続けることが望まれる。
本研究では、病院評価機能をWebで公開している首都圏の病院に勤務する看護師を対象に質問紙を用いて、看護師のダブルケアの実態、看護師のダブルケアの有無と精神的健康度/身体的健康度の関連を明らかにしたいと考えた。看護師のダブルケアの実態と健康度との関連について明らかにし、ダブルケアをおこないながら就業継続するための健康上のサポートについて考察する。
平成30年度は、対象者への説明文書や同意書、調査票を完成させ、倫理委員会に提出し承認を得た。
- ID情報
-
- 課題番号 : 17K17430
- 体系的課題番号 : JP17K17430
この研究課題の成果一覧
絞り込み
MISC
2-
第41回日本看護科学学会学術集会 2021年12月