2021年7月 - 2024年3月
ジャンル・テキストの中の文法:テキストとその要素としての構文の相互作用
日本学術振興会 科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)
コーパスから収集したデータをもとに,収集した例文を構文タイプごとに分類し,前後にどのような構文が現れるか,またジャンルごとにどのような特徴的な構文間の結びつきがあるのかを考察する。こうした構文間の関係は必ずしも隣接する前後関係とは限らず,テキスト内の離れた位置に存在する構文同士が連関し合っている,ということも考えられる。また,歴史的観点からは,特に書き言葉ジャンルにおける構文とテキストとの関係を見ていく。これまで分析が手薄であった古代や中世,近世,近代における変体漢文や漢文訓読体を含めた書き言葉テキストと構文との関係を探っていく。
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- 課題番号 : 21K18359
- 体系的課題番号 : JP21K18359
この研究課題の成果一覧
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論文
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名古屋大学人文学研究論集 6 57-78 2023年3月31日
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日本語受身文の新しい捉え方(庵功雄(編著)) 1-26 2022年12月23日 招待有り
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日本語文法史研究 6 1-23 2022年11月30日 招待有り
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論究日本近代語 2 313-325 2022年3月 査読有り
講演・口頭発表等
4-
「テキストの中の文法」第6回研究会 2024年3月7日
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日本語学会2022年度春季大会
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科研「テキストの中の文法」第2回研究会 2022年3月24日