2015年4月 - 2020年3月
就学前教育機関の教員等及び保護者を対象とした算数教育研修プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(B) 基盤研究(B)
平成30年度は次の4つの課題を解決することを目的として,研究を行った。課題1:就学前算数教育プログラムの改善案について効果検証を行う。課題2:就学前教育機関の保育者及び保護者向けの算数教育研修プログラムを開発し,効果検証を行う。課題3:これまでの研究成果のレビューを受ける。課題4:研究成果を発表する。そのために,以下の9つの項目について実施した。
①就学前算数教育プログラムの中から主要な内容を取り上げ,それを熊本県内の幼稚園で実施した。また,このプログラムの実施前後で,その効果検証のための調査を行い,その結果を分析した。②就学前算数教育カリキュラムの枠組みに関わる論文を,Journal of Early Childhood Education Researchに投稿した。③平成29年度に実施された就学前算数教育プログラムにおける数量に関する内容についての効果検証を量的分析により実施し,その結果を日本数学教育学会秋期研究大会で発表した。④長さ・広さの測定に関わる内容に関する効果については,The Eleventh Congress of the European Society for Research in Mathematics Educationで発表し、幼児教育専門分科会でレビューを受けた。⑤就学前教育機関の保育者向けの職能成長のためのプログラムを試行し,その効果検証を行った。特に,経験の浅い保育者の職能成長の様相を明らかにすることができた。⑥その結果を,『数学教育学研究』第25巻第1号で発表した。⑦先行研究を基に,我が国の実態に合わせた就学前算数教育のための保護者向け研修プログラムの構想を準備した。⑧日本数学教育学会春期研究大会では,就学前算数教育の保育者研修の実態と課題,その職能の捉え方及び専門的職能成長モデルについて発表した。⑨5歳児の算数教育基礎調査を実施した。
①就学前算数教育プログラムの中から主要な内容を取り上げ,それを熊本県内の幼稚園で実施した。また,このプログラムの実施前後で,その効果検証のための調査を行い,その結果を分析した。②就学前算数教育カリキュラムの枠組みに関わる論文を,Journal of Early Childhood Education Researchに投稿した。③平成29年度に実施された就学前算数教育プログラムにおける数量に関する内容についての効果検証を量的分析により実施し,その結果を日本数学教育学会秋期研究大会で発表した。④長さ・広さの測定に関わる内容に関する効果については,The Eleventh Congress of the European Society for Research in Mathematics Educationで発表し、幼児教育専門分科会でレビューを受けた。⑤就学前教育機関の保育者向けの職能成長のためのプログラムを試行し,その効果検証を行った。特に,経験の浅い保育者の職能成長の様相を明らかにすることができた。⑥その結果を,『数学教育学研究』第25巻第1号で発表した。⑦先行研究を基に,我が国の実態に合わせた就学前算数教育のための保護者向け研修プログラムの構想を準備した。⑧日本数学教育学会春期研究大会では,就学前算数教育の保育者研修の実態と課題,その職能の捉え方及び専門的職能成長モデルについて発表した。⑨5歳児の算数教育基礎調査を実施した。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H02911
- 体系的課題番号 : JP15H02911
この研究課題の成果一覧
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論文
1-
未来の保育と教育 ― 東京未来大学保育・教職センター紀要 ― (7) 93-105 2021年3月 査読有り
社会貢献活動
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