2020年4月 - 2024年3月
アートベースドヒューマニティを志向するアートライティング教育のための基盤的研究
独立行政法人日本学術振興会 日本学術振興会/科研費 基盤研究(B) 基盤研究(B)
- 課題番号
- 20H01669
- 体系的課題番号
- JP20H01669
- 配分額
-
- (総額)
- 16,900,000円
- (直接経費)
- 13,000,000円
- (間接経費)
- 3,900,000円
- 資金種別
- 競争的資金
研究計画のうち、〔トピック1:制作体験(表現)〕とライティング〔トピック2:作品探究(鑑賞)とライティング〕は、高校生の執筆した美術に関するエッセイについて事例を整理し、言語学的分析との連携を目指しながら進めている。
〔トピック3:国内外の学校におけるアートライティング教育の普及と課題〕は学校での実態調査であるが、①国内約1000校の高等学校を対象とするアンケート調査は、コロナ禍による学校状況に対応して時期を延長しながら2021年の夏までに実施することができ、結果を整理・分析中である。②コンテスト参加校から調査協力校を選定して行う実地調査については、感染状況が改善するまで実施を保留としている。〔トピック4:アートライティングのテキスト分析〕については、高校生アートライター大賞に応募されたエッセイについて、使用された言葉の形態素解析によって、受賞作品と非受賞作品を比較し、いくつかの特徴を導き出すことができた。
〔アウトリーチ活動〕では、①日本語によるアートエッセイのコンテストを継続開催し、4か国から531編の日本語エッセイの応募があった。アートライティング教育の取り組みを支援するとともに、活動を通して新たな資料収集を行った。また②大学におけるアートライティング教育の実践については、国際芸術祭と学校教育をオンラインで結ぶなど、コロナ禍における新たな教育実践を試み、成果を冊子にまとめて公表した。③附属高等学校における教育方法開発については、国語と美術の授業を連携させた実践報告をまとめている。2021年6月に開催したオンライン研究会「アートライティング教育の新展開」には12か国70名の参加申し込みがあり、本課題の概要とそれまでの成果を発表した。
〔トピック3:国内外の学校におけるアートライティング教育の普及と課題〕は学校での実態調査であるが、①国内約1000校の高等学校を対象とするアンケート調査は、コロナ禍による学校状況に対応して時期を延長しながら2021年の夏までに実施することができ、結果を整理・分析中である。②コンテスト参加校から調査協力校を選定して行う実地調査については、感染状況が改善するまで実施を保留としている。〔トピック4:アートライティングのテキスト分析〕については、高校生アートライター大賞に応募されたエッセイについて、使用された言葉の形態素解析によって、受賞作品と非受賞作品を比較し、いくつかの特徴を導き出すことができた。
〔アウトリーチ活動〕では、①日本語によるアートエッセイのコンテストを継続開催し、4か国から531編の日本語エッセイの応募があった。アートライティング教育の取り組みを支援するとともに、活動を通して新たな資料収集を行った。また②大学におけるアートライティング教育の実践については、国際芸術祭と学校教育をオンラインで結ぶなど、コロナ禍における新たな教育実践を試み、成果を冊子にまとめて公表した。③附属高等学校における教育方法開発については、国語と美術の授業を連携させた実践報告をまとめている。2021年6月に開催したオンライン研究会「アートライティング教育の新展開」には12か国70名の参加申し込みがあり、本課題の概要とそれまでの成果を発表した。
- ID情報
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- 課題番号 : 20H01669
- 体系的課題番号 : JP20H01669