2015年 - 2017年
最新質量分析計による体液中危険ドラッグの検出・同定法の開発及び学際的検討
文部科学省 科学研究費補助金(基盤研究(A)) 基盤研究(A)
- 課題番号
- 15H02530
- 体系的課題番号
- JP15H02530
- 配分額
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- (総額)
- 15,990,000円
- (直接経費)
- 12,300,000円
- (間接経費)
- 3,690,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の目的は、最新の質量分析装置及び通常の質量分析計を結合し、合成カンナビノイドを含む危険ドラッグの超高感度・特異的分析法と、簡易で包括的なスクリーニング方法を開発することである。
我々は高速液体クロマトグラフ-四重極飛行時間型質量分析計(LC-QTOFMS)を用い、ヒト血漿中合成カンナビノイド及びこれら代謝物の高感度・特異的分析法を開発した。このほか、5-fluoro-ADB(5-F-ADB)とdiphenidine中毒例について、初めて血液中からの5-F-ADBの検出に成功し、代謝経路の同定も行った。現在、5-F-ADBの臓器分布の差異とカルボキシエステラーゼとの関連性を検討中である。
我々は高速液体クロマトグラフ-四重極飛行時間型質量分析計(LC-QTOFMS)を用い、ヒト血漿中合成カンナビノイド及びこれら代謝物の高感度・特異的分析法を開発した。このほか、5-fluoro-ADB(5-F-ADB)とdiphenidine中毒例について、初めて血液中からの5-F-ADBの検出に成功し、代謝経路の同定も行った。現在、5-F-ADBの臓器分布の差異とカルボキシエステラーゼとの関連性を検討中である。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 15H02530
- 体系的課題番号 : JP15H02530