2013年6月
コナギとイヌホタルイの多発圃場における機械除草法の改良:株際機械除草法の開発
農作業研究
- ,
- 巻
- 48
- 号
- 2
- 開始ページ
- 61
- 終了ページ
- 67
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.4035/jsfwr.48.61
- 出版者・発行元
- 日本農作業学会
米ぬか土壌表面処理単独による水田雑草の抑草技術は,コナギとイヌホタルイに対する抑草効果が低い.これに対応するため,米ぬか土壌表面処理後に,歩行型水田用中耕除草機のロータの配列変更による株際機械除草技術を検討した.<br>米ぬか土壌表面処理後にコナギとイヌホタルイの残草が多発した圃場では,歩行型水田用中耕除草機で株際機械除草 2 回を実施することにより,条間のコナギとイヌホタルイのみならず,株際のイヌホタルイにも除草効果が認められた.また,米ぬか土壌表面処理と株際機械除草2 回を組み合わせた複合除草技術は,米ぬか土壌表面処理単独と比較して,雑草害による水稲収量の減少を軽減することができた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.4035/jsfwr.48.61
- ISSN : 0389-1763
- CiNii Articles ID : 10031184729
- CiNii Books ID : AN00386823