2016年9月
けい畔漏水と初中期一発処理剤の処理時期が水田雑草の防除に与える影響
農作業研究
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- 巻
- 51
- 号
- 3
- 開始ページ
- 119
- 終了ページ
- 124
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.4035/jsfwr.51.119
- 出版者・発行元
- 日本農作業学会
本研究では,2006年から2007年にけい畔漏水の大きい圃場において,けい畔漏水と初中期一発処理剤の処理時期が水田雑草の防除に及ぼす影響を検討した.けい畔漏水の大きい圃場では,あぜ波シート埋設,排水路せき上げおよびその組合せを実施すると,圃場の漏水が改善されて,初中期一発処理剤の除草効果が向上した.しかし,圃場の漏水が改善されても,薬剤の処理能力の範囲内で防除を実施しないと,残草により減収する危険性が高い.したがって,初中期一発処理剤の処理能力内で高い防除効果を得るためには,けい畔漏水防止対策に加えて,農薬使用基準に基づく適期防除が重要と考えられた.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.4035/jsfwr.51.119
- ISSN : 0389-1763
- CiNii Articles ID : 130005397719
- CiNii Books ID : AN00386823