講演・口頭発表等

高エネルギーX線CTを利用した放射性廃棄物容器の内容物検査技術の開発

日本原子力学会2012年春の年会
  • 中西 良樹
  • ,
  • 中川 明憲
  • ,
  • 曽根 智之
  • ,
  • 佐々木 紀樹
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  • 中澤 修
  • ,
  • 田代 清

開催年月日
2012年3月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
福井
国・地域
日本

放射性廃棄物処理施設の受入検査では処分上有害なアルミ,鉛,液体等の物質を除去する必要がある。この検査に非破壊検査技術を導入することを目指し、過去に産業用X線CTを用いて試験を行った。しかし、透過能力が不足し金属中の液体の識別ができない、空間分解能の低さから薄板の識別ができないといった課題が明らかとなった。本件では、高透過能力と高空間分解能を有するX線CT装置(日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターに設置)を用いて試験を行った。試験では、鉄製フランジ中にポリエチレン(液体の模擬)を配置した試験体の断層像を取得し、金属に囲まれた液体の識別性能を評価した。また、板厚を変化させたアルミ,鉄,鉛について板厚とCT値の関係から薄板の材質の識別性能の評価を行った。試験の結果、直径20cmの鉄製フランジ中でもポリエチレンと空気の識別が可能であったことから金属中の液体の検出が可能であると考えられる。また、板厚0.37mmまでのアルミ,鉄,鉛の材質の識別が可能であることがわかった。これらから、本装置の適用性は高いと考えられる。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5033415