講演・口頭発表等

ALPS廃棄物を模擬した無機固化体を対象とした$\gamma$線照射時における水素ガスの評価

第10回高崎量子応用研究シンポジウム
  • 佐藤 淳也
  • ,
  • 鈴木 眞司
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  • 中川 明憲
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  • 加藤 潤
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  • 榊原 哲朗
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  • 目黒 義弘
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  • 中澤 修

開催年月日
2015年10月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
高崎
国・地域
日本

福島第一原子力発電所における多核種除去設備(以下、ALPS)から発生している凝集沈殿スラリーや吸着材は、多量の放射性核種を含有しており、処分のために発生した固化体への放射線影響が懸念されている。本件では、凝集沈殿スラリー(鉄共沈スラリー及び炭酸塩スラリー)とチタン系吸着材(酸化チタン及びチタン酸ナトリウム)の模擬物を対象に、無機固型化材(普通ポルトランドセメント(OPC), 高炉スラグセメント(BB)及びジオポリマー(GP))を用いて固化試料を作製し、$\gamma$線の照射試験を行い、水素ガス発生のG値及び固化試料の含水率を調査した。結果、模擬スラリー固化試料はチタン系吸着材固化試料と比較して、水素ガス発生のG値と固化試料の含水率がいずれも大きくなった。また、模擬スラリー固化試料では、固型化材の違いによるG値への影響も観察された。このことから、廃棄物や固型化材に含まれる構成成分が水素ガスの発生に寄与していることが推察された。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5052957