基本情報

所属
株式会社PLANETS 取締役副代表
学位
工学修士(2000年3月 早稲田大学大学院)

連絡先
d_naknifty.com
J-GLOBAL ID
201901014733836942

外部リンク

評論家/文筆家/編集者。批評誌「PLANETS」副編集長。
ゲーム、アニメーション、テレビドラマなどのポップカルチャー全般をホームに、日本思想や都市論、人類学、情報技術などを渉猟して現実と虚構を架橋する各種評論などを執筆しています。

学術研究とクロスする領域では、

  • ゲーム、アニメ等を中心にしたポップカルチャーの批評とそれを通じた社会思想史
  • 遊戯、テクノロジー、都市等にまつわる生命科学・人類学的知見に立脚した文明論・未来学
  • 遊び/ゲームにまつわる理論的・歴史的研究を核にした学際的な研究体制や社会実装の支援

といったテーマを主要な関心としています。

 

1.ゲーム、アニメ等を中心にしたポップカルチャーの批評とそれを通じた社会思想史

  • 主著『現代ゲーム全史 文明の遊戯史観から』(早川書房、2016年)では、20世紀初頭のコンピュータ技術の黎明から現在に至るまでの日米のデジタルゲーム(ビデオゲーム)の総合的な通史を、ヨハン・ホイジンガやロジェ・カイヨワ以来の遊戯論研究の脈絡を横軸に、見田宗介らの戦後の社会文化史的な枠組みを縦軸に据えた史観によって、社会思想的な観点から整理しました。
  • 現在は、最新のゲームスタディーズの知見による理論的枠組みの修正と、未検討事象の分析に引きつづき取り組んでいます。

2.遊戯、テクノロジー、都市等にまつわる生命科学・人類学的知見に立脚した文明論・未来学

  • デビュー論文「「生命化するトランスモダンへの助走──「環境」と「生命」の思想戦史」(『思想地図 vol.4』、2009年)や最初の単著『東京スカイツリー論』(光文社新書、2012年)以来の関心として、生命科学や生態学、人類学等の知見をベースに、これからの自然・人文諸科学の基礎付けやテクノロジー運用、社会設計のビジョン構築に資する文明論的・未来学的なモデル構築に取り組んでいます。
  • そのためのアプローチとして、「遊戯の原理、AIの野生、拡張するリアリティ」(『ゲーム学の新時代』、2019年)では、ユヴァル・ノア・ハラリに代表される近年の文明論的な思潮を遊び/ゲーム研究の立場から批判的に検証しつつ、より精緻で包括的なビジョンを模索しています。現在は、この方向での理論的整備を企図しています。

3.遊び/ゲームにまつわる理論的・歴史的研究を核にした学際研究・社会実装の支援

  • ゲームやポップカルチャー、情報テクノロジーの研究は、作品制作や社会実装をともなうアカデミズム内外の連携がとりわけ重要です。そこで在野のメディアを運営する立場から、一般向けシンポジウム等の企画や出版等の活動を通じて、各領域の研究者グループや分野間のエンゲージメントおよび社会的アウトプットを促進する役割を担っています。
  • 具体的には総合批評誌「PLANETS」や『ゲーム学の新時代』(NTT出版、2019年)の刊行といった編集者としての職分に加え、今後はより踏み込んだ共同研究プロジェクト等に取り組んでいきたいと考えています。

 

その他の付随する関心領域

  • (メディア)アート、マンガ、アニメ、ゲームその他の境界的なエンターテインメント表現全般の総称としての「メディア芸術」という横断的な枠組みの構築可能性についての美学的・社会学的な検討
  • 双方向的な情報環境の発展に伴って出現したPBM(プレイ・バイ・メイル)/PBW(プレイ・バイ・ウェブ)、ARG(代替現実ゲーム)、AR(拡張現実)ゲーム、リアル脱出/謎解きゲーム、イマーシブシアター等、現実とフィクショナルな体験の相互浸透をはかるライブ型エンターテインメントの系譜
  • 人口減少社会に伴う都市環境再編の必要性に鑑みた、〈環境エミュレーション原則〉(中川、2009)に基づくリアルな都市ハードを生命的に解体・再編する制度的・テクノロジー的可能性の検討
  • 誰もが望まない労働から解放され、人生そのものが広義の「遊び」となったとき、地球生態系の許容条件に即して社会と生環境の持続可能性を維持しつつ、多様な自己実現をはかることのできる〈ゲームプレイング・ソサエティ〉の実現可能性の検討

主要な経歴

  3

主要な書籍等出版物

  13

主要な社会貢献活動

  19

学術貢献活動

  3

Works(作品等)

  2

主要な講演・口頭発表等

  4

担当経験のある科目(授業)

  1

共同研究・競争的資金等の研究課題

  1
  • 一般社団法人マンガ・アニメ展示促進機構 メディア芸術分野に関する国際的連携構築のためのシンポジウム及び国際会議事業 
    森川嘉一郎

所属学協会

  2

メディア報道

  2