基本情報

所属
元福井大学 アドミッションセンター 専任講師
学位
修士(教育学)(1994年3月 筑波大学)
博士(教育)(2014年12月 名古屋大学)

研究者番号
50792537
J-GLOBAL ID
201701014110812878
researchmap会員ID
B000269949

 これまでわが国では,センター試験のような多肢選択式試験は細かな歴史的知識の暗記力を求め,歴史的思考力を測定し難いとされ,個々の設問の検証はなされてこなかった。博士論文では,改訂版ブルームのタキソノミーを根拠に,歴史的知識の質「一次情報的知識(事実的知識)と二次・三次情報的知識(概念的知識)」の判別と,歴史的思考力の構成要素の一つ「史料批判」の適用の有無を判定する二つの分析軸を設定した。そして,二つの軸が構成する四象限マトリクスの各象限に三つの試験の設問を一問ずつ個別に判定してコーディングした結果,センター試験ではほぼ一次情報的知識のみが問われていたのに対し,アメリカのSAT では二次情報的知識の測定が過半数を占め,さらにAP 試験ではSAT以上に資料活用の割合が高く,多くの二次・三次情報的知識が測定されていることが明らかとなった。ただし,SATやAP試験では正解選択肢の一義性の確保が困難になるという新たな課題も明らかとなった。


経歴

  4

委員歴

  1

論文

  23

MISC

  22

書籍等出版物

  10

講演・口頭発表等

  50

共同研究・競争的資金等の研究課題

  2