再処理技術の研究開発の現状
FaCTセミナー
- 開催年月日
- 2007年11月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 大阪
- 国・地域
- 日本
FaCTプロジェクトの再処理技術開発は、主概念として選択した先進湿式法再処理,副概念として選択した金属電解法再処理について研究開発を進めている。主概念については、2010年に革新技術の見極め,工学規模ホット試験に向けた準備,軽水炉サイクルからFBRサイクルへの移行に関する検討結果についてチェック\&レビューを受け、2015年には、FBR再処理実用施設及び実証施設の概念と2015年以降の研究開発計画についてチェック\&レビューを受ける計画である。先進湿式法再処理では、解体せん断技術,溶解技術,晶析技術,抽出技術,MA回収技術が主要な課題であり、装置やシステム成立性の技術的根拠を2010年までに提示する計画である。また、軽水炉サイクルから高速増殖炉サイクルへの移行期を念頭において、技術情報を整理し、両者の共通技術と連携の重要性を示す。さらに、米国との過去のFBR再技術協力の実績,現在のGNEP(FOA),日米共同行動計画に関する現状,仏国との日仏協力の現状を報告する。