2015年 - 2018年
てんかん外科後のQOLを最大化する予後予測・術前教育プログラムの開発
日本学術振興会 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究)
- 担当区分
- 研究代表者
- 資金種別
- 競争的資金
てんかん外科の手術成績は、発作消失率で評価されることが一般的であったが、患者や家族の満足度を多角的に評価する必要がある。本研究では、てんかん外科における患者の術後 quality of life(QOL)の向上を最大化させるべく、てんかん外科予後の予測と患者教育を目的とした2つのプログラムの開発を目的とした。その結果、患者や家族の疾患にたいするとりくみ方の満足度は、てんかん発作の程度や頻度よりも、疾患への偏見、とくにセルフスティグマの影響が強い事が判明した。また就労者の有無や、患者ごとの個別の疾患教育が、てんかん患者のQOL向上において重要な因子になりうる点が明らかになった。
この研究課題の成果一覧
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論文
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Epilepsy & Behavior Case Reports 6 55-57 2016年 査読有り筆頭著者