2019年2月
協働と対話を核とした体験プログラムから学生が得た学び―学生の記述式事後アンケートの分析から―
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- 作品分類
- その他
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- 岐阜聖徳学園大学 教育実践科学研究センター紀要
本稿は、教育関係NPOと共同で開発した、教員養成課程所属の学生を対象とした体験から「学び」について考える3日間のプログラムのなかで、学生が得た学びの構造を明らかにした。プログラムを通して、学生はただ活動したというだけでなく、活動を通して学び・学ぶこと、暮らし、対話に関する新たな気づきや意味づけを行っていたことが明らかになった。本稿で分析したプログラムは、学生が学びの主体者として他者と対話をしながら改めて学びや学ぶことそものもを問い直し、学ぶことや対話について経験にもとづいて考察する深い学習を提供していると言える。