講演・口頭発表等

ファイバーケーブル専用巻取り治具の試作

日本原子力研究開発機構第38回オープンセミナー
  • 岩井 紘基
  • ,
  • 中村 保之
  • ,
  • 水井 宏之
  • ,
  • 佐野 一哉

開催年月日
2016年5月
記述言語
日本語
会議種別
開催地
敦賀
国・地域
日本

「ふげん」では、放射化により線量が比較的高い原子炉に対して、世界で初めてレーザ切断工法を適用し、水中雰囲気で遠隔解体する計画であり、まずは、気中雰囲気でレーザ切断技術を解体設備に適用し、実績を積み重ねることとしている。このレーザ切断工法の適用にあたり、汚染のない区域に設置したレーザ発振器からレーザ光をファイバーケーブルで伝送するため、解体作業毎にそれぞれの現場へファイバーケーブルの布設が必要となる。この際、ファイバーケーブルは、ねじれや曲げ半径等の制限を考慮した取扱いが必要であるため、長尺のファイバーケーブルの巻き取り、引き延ばしには多大な時間を要する。以上のことから、ケーブルガイド等を介してドラム等にファイバーを効率的かつきれいに巻取り及び引き延しができるとともに、持ち運びが可能な軽量かつコンパクトなファイバーケーブル巻取り治具の試作を敦賀連携推進センターが実施する技術課題解決促進事業において提案する。

リンク情報
URL
https://jopss.jaea.go.jp/search/servlet/search?5056060