2021年4月 - 2024年3月
非ランゲルハンス細胞組織球症の分子病理学的分類と治療標的分子の同定
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
対象:全身型JXG、ALK陽性組織球症を中心としたnon-LCH症例、対照群として、多臓器に浸潤する全身(多臓器)型LCH症例、皮膚限局JXG症例。
病理組織学的検討:病変及び骨髄のH&E染色、免疫染色(CD1a, CD207, S-100蛋白, CD68, CD163, BRAF, ALK, pan-TRK, PD-L1)、FISH(ALK, NTRK)を行い、non-LCH phenotypeを確認し、BRAFV600E変異 、ALK、NTRK融合遺伝子の有無について検討する。
2021年度実績:LCHが否定された組織球症50例の標本をreviewし、免疫染色や遺伝子解析に利用できるJXG 24例(Systemic JXG 7例、isolated Extracutaneous JXG 9例、cutaneous JXG 8例)を抽出した。免疫染色を行った結果、ALK陽性は2例(いずれもsystemic JXG)、panTRK陽性は1例(isolated Extracutaneous JXG)に認めた。全身型・多発骨病変のLCH17症例についても標本をreviewし、BRAF染色にて、BRAFV600E変異蛋白の検索を行った。
病理組織学的検討:病変及び骨髄のH&E染色、免疫染色(CD1a, CD207, S-100蛋白, CD68, CD163, BRAF, ALK, pan-TRK, PD-L1)、FISH(ALK, NTRK)を行い、non-LCH phenotypeを確認し、BRAFV600E変異 、ALK、NTRK融合遺伝子の有無について検討する。
2021年度実績:LCHが否定された組織球症50例の標本をreviewし、免疫染色や遺伝子解析に利用できるJXG 24例(Systemic JXG 7例、isolated Extracutaneous JXG 9例、cutaneous JXG 8例)を抽出した。免疫染色を行った結果、ALK陽性は2例(いずれもsystemic JXG)、panTRK陽性は1例(isolated Extracutaneous JXG)に認めた。全身型・多発骨病変のLCH17症例についても標本をreviewし、BRAF染色にて、BRAFV600E変異蛋白の検索を行った。
- ID情報
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- 課題番号 : 21K06938
- 体系的課題番号 : JP21K06938