論文

査読有り 筆頭著者
2022年3月

外耳道癌治療中に発症した胆道感染症例

頭頸部外科
  • 秋定直樹
  • ,
  • 牧野琢丸
  • ,
  • 森本光作
  • ,
  • 佐藤明日香
  • ,
  • 駿河有莉
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  • 梶原壮平
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  • 浦口健介
  • ,
  • 大道亮太郎
  • ,
  • 安藤瑞生

31
3
開始ページ
301
終了ページ
305
DOI
10.5106/jjshns.21-005

胆道感染症は,胆石や胆泥により胆汁が鬱滞することで十二指腸乳頭より上行性に細菌感染が生じ発症する。長期間の絶食や経口摂取量不足が続くと胆汁がよどみ,胆石や胆泥発生の好条件となる。また,オピオイド鎮痛薬によるオッジ括約筋機能不全に陥る場合もあり,化学放射線療法中の腹部症状には注意を要する。今回われわれは外耳道癌に対するセツキシマブ併用放射線療法中に発症した胆道感染症を経験した。胆道感染症は診断と治療が遅れれば,開腹手術を要することがある。化学放射線療法を行う機会のある耳鼻咽喉科医は留意すべき治療中合併症のひとつであろう。

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DOI
https://doi.org/10.5106/jjshns.21-005
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  • DOI : 10.5106/jjshns.21-005

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