2020年9月 - 2022年3月
翻訳研究の視点を応用した少数言語文学研究の基盤構築
日本学術振興会 研究活動スタート支援 研究活動スタート支援
- 課題番号
- 20K22004
- 体系的課題番号
- JP20K22004
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 2,860,000円
- (直接経費)
- 2,200,000円
- (間接経費)
- 660,000円
- 資金種別
- 競争的資金
本研究の中心となるのは、近年進展著しい翻訳研究の知見を応用しながら、申請者がこれまで蓄積してきたベルナルド・アチャガ研究を、個別の作家に対する考察からバスク語文学全体、ひいては少数言語文学をめぐる考察へと展開させるという作業である。アチャガの作品群とその作者自身によるスペイン語への翻訳を、20世紀後半から急速な発展を遂げた世界でも稀有な少数言語文学としてのバスク語文学の文脈に置き直して再考察したり、他のバスク語作家や少数言語作家の創作や翻訳との比較を行なったり、といった展開を予定している。また、今後の研究の進展のために、他のさまざまな少数言語文学の研究者、作家や翻訳者との連携も模索したい。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 20K22004
- 体系的課題番号 : JP20K22004