共同研究・競争的資金等の研究課題

2009年 - 2009年

日本-東・東南アジア間の再生資源流動の解明に向けたデータベースの構築

日本学術振興会  科学研究費助成事業  奨励研究
  • 波江 彰彦

課題番号
21911010
体系的課題番号
JP21911010
配分額
(総額)
590,000円
(直接経費)
590,000円

1本研究の目的
本研究の目的は、近年活発化している日本-東・東南アジア間の再生資源流動の解明を目指して、その研究の基盤となるデータベースを構築するというものであった。
2研究方法
以下の方法で研究を行った。
(1)日本国内データの入手と整理・入力 本研究開始前に入手していた廃棄物に関する統計データの整理・入力を進めつつ、国立国会図書館や各都市の図書館などで、追加収集が必要な統計データを入手し、それらの整理・入力も進めた。
(2)国外データの入手と整理・入力 アジア各国の資料・統計データが充実しているアジア経済研究所図書館において、主に台湾に関する資料(『中華民国台湾地区進出口貿易統計月報』等)を収集した。また、台湾に渡航し、国家図書館や台湾大学図書館などで資料調査を行った。こうして得られたデータの整理・入力を進めた。さらに台湾では、中央研究院や東華大学の研究協力者との打ち合わせを行った。
3研究成果
本研究の成果として、数十年分の日本国内に関する廃棄物データベースを整備でき、また、国外(特に台湾)に関するデータベース構築の土台をつくることもできた。そして、こうしたデータベースを利用し、(1)日本における公的なリサイクル(行政収集など)と民間のリサイクル(集団回収など)との関係性とその変化、(2)市区町村単位でみた、近年の日本における集団回収のトレンド、を計量的に解明することができた。これらの成果は、国際ワークショップや国内学会で発表した。さらに、日本におけるごみ処理の近代化から現在のリサイクルのグローバル化までを展望した文章を発表した。なお、データベースのウェブ公開に向けて作業を進めている。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-21911010
ID情報
  • 課題番号 : 21911010
  • 体系的課題番号 : JP21911010