大亦 菜々恵
オオマタ ナナエ (Nanae Omata)
更新日: 02/01
基本情報
- 学位
-
修士(文学)(東京大学)学士(文学)(東京大学)
- J-GLOBAL ID
- 201901018931550952
- researchmap会員ID
- B000359795
ドイツのマールブルク大学で最古の印欧語であるヒッタイト語の研究をしています。修士まではヒッタイト語の使役接辞とヴォイスの統語形態的研究をしていましたが、博士課程ではテーマを変え、ヒッタイト語の歴史的現在について研究しています。歴史的現在は過去の出来事を表すのに現在形の動詞を用いる現象で、様々な言語で見られることが知られていますが、ヒッタイト語における機能の網羅的記述は未だなされていません。通言語的には、歴史的現在は情報構造、文体論、モダリティ、語彙など、ざまざまな要因によって引き起こされていると考えられます。博士論文では大きなヒッタイト語のコーパスを用いてヒッタイト語の歴史的現在をより深く観察していきます。Twitterでヒッタイト語bot(@hethitisch)を運営しています。
研究分野
1経歴
2-
2018年10月 - 現在
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2018年4月 - 2018年9月
学歴
6-
2018年10月 - 現在
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2018年4月 - 現在
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2016年4月 - 2018年3月
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2016年10月 - 2017年8月
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2014年4月 - 2016年3月
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2011年4月 - 2014年3月
論文
3-
東京大学言語学論集 電子版(eTULIP) 42(eTULIP) e41-e50 2020年 査読有り筆頭著者
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東京大学言語学論集 (38) 221-232 2017年 査読有り
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東京大学言語学論集 (37) 217-238 2016年 査読有り
MISC
3-
2020年
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2019年
講演・口頭発表等
4-
CISMOR リサーチフェロー研究会:古代中近東 2020年9月26日
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第61回シュメール研究会 2018年6月28日
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the 10th International Congress of Hittitology in Chicago 2017年8月
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日本言語学会第 152 回大会 2016年6月
共同研究・競争的資金等の研究課題
1-
日本学術振興会 科学研究費助成事業 特別研究員奨励費 特別研究員奨励費 2018年4月 - 2019年3月