MISC

2012年3月

女性酒害者の断酒に影響する要因について 女性断酒達成群と非達成群との比較とアンケート調査

アディクションと家族
  • 奥田 正英
  • ,
  • 根木 淳
  • ,
  • 水野 将己
  • ,
  • 石井 啓子
  • ,
  • 片山 寛人
  • ,
  • 白石 直
  • ,
  • 田中 沙弓
  • ,
  • 大草 英文
  • ,
  • 田中 雅博
  • ,
  • 三和 啓二
  • ,
  • 水谷 浩明

28
2
開始ページ
114
終了ページ
121
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
(株)IFF出版部ヘルスワーク協会

平成17年から19年の間に、アルコール依存症で入院した女性27名を対象に、1年断酒達成群(n=8)と非達成群(n=19)を比較し、退院後2年半を経過した時点でアンケート調査を実施し、予後について検討した。男女差については、同期間に3ヵ月間のアルコール依存症社会復帰プログラム(ARP)を終了した男性148例と比較した。女性の入院平均年齢は、45.1歳であり、男性入院平均年齢55.0歳と比較して10年早かった。女性の1年断酒達成群の平均年齢は51.9歳で、非達成群の平均年齢42.7歳と比較すると約10歳高齢で、家族の援助が多く、不安が少なかった。類型化すると、葛藤型や破綻型がやや多かった。アンケートの結果から、通院の継続や自助グループへの参加が断酒の継続には重要と考えられた。アンケートに回答した対象者は15名であり、86.7%が通院の継続、自助グループへの参加が46.7%、抗酒剤と断酒宣言はともに20.0%であった。

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