2017年11月3日
「地域包括ケアシステムにおいて病院薬剤師に求められるコミュニケーション能力」
第27回日本医療薬学会年会
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 口頭発表(招待・特別)
- 主催者
- 日本医療薬学会
- 開催地
- 千葉県千葉市(幕張メッセ国際会議場)
地域包括ケアシステムの拡大に伴い、今後病院薬剤師にも、入院予定患者に対する薬剤師外来での服用薬剤・アドヒアランスの確認、高度急性期病棟から地域包括ケア・回復期リハビリテーション病棟などへの転棟あるいは在宅患者の入院に伴う持参薬確認、退院時の継続服用薬剤に対する指導やカンファレンスなどの役割拡大が期待される。
本講演では、①短時間・期間の中で医薬品管理の責任者としての職能を発揮する、②患者、家族、医療福祉職など協働の相手が多岐にわたる という特性を踏まえたコミュニケーション能力とその獲得方法を提示する。まず心理的ノイズを抑制し、自分の中の意味を適切に記号化する能力が必須である。それには経験則・臨床知に加えコミュニケーション学のエビデンスも活用する、知識だけでなく技能や態度も併せて習得する、一方的な講義ではなく、体験型演習などの自律・能動的学習方法により最も効果的に向上させられる。
本講演では、①短時間・期間の中で医薬品管理の責任者としての職能を発揮する、②患者、家族、医療福祉職など協働の相手が多岐にわたる という特性を踏まえたコミュニケーション能力とその獲得方法を提示する。まず心理的ノイズを抑制し、自分の中の意味を適切に記号化する能力が必須である。それには経験則・臨床知に加えコミュニケーション学のエビデンスも活用する、知識だけでなく技能や態度も併せて習得する、一方的な講義ではなく、体験型演習などの自律・能動的学習方法により最も効果的に向上させられる。