2012年4月 - 2015年3月
包括的エピゲノム解析に基づいた脂肪性肝疾患からの肝発癌予測因子の同定
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C) 基盤研究(C)
- 課題番号
- 24590997
- 体系的課題番号
- JP24590997
- 担当区分
- 研究代表者
- 配分額
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- (総額)
- 5,460,000円
- (直接経費)
- 4,200,000円
- (間接経費)
- 1,260,000円
- 資金種別
- 競争的資金
細胞株では酸化的DNA損傷 (8-OHdG)でエピゲノム変異が誘発され、慢性肝炎組織では異常メチル化を持つ遺伝子数は発癌までの期間と相関した。DNAメチル化の網羅的解析により、ウイルス陰性肝癌では、加齢や糖尿病が背景肝のエピゲノムに影響し、DNAメチル化を介した発癌に寄与すると考えられた。脂肪性肝疾患からの発癌リスクの同定を、肝組織8-OHdGをマーカーとして検討し、血清AFP値、及び肝細胞ballooningが独立して、量依存的に8-OHdG強度と関連することを確認した。8-OHdG染色強度はメチル化遺伝子数と優位に相関し、エピゲノム変化を介した発癌予測因子になりうる可能性が示唆された。
- リンク情報
- ID情報
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- 課題番号 : 24590997
- 体系的課題番号 : JP24590997