書籍等出版物

2018年6月1日

『古代の神社と神職 神をまつる人びと』

  • 加瀬直弥

担当区分
単著
出版者・発行元
吉川弘文館
総ページ数
218
担当ページ
記述言語
日本語
著書種別
一般書・啓蒙書

独自性が担保された古代の神社を対象に、一定の傾向、さらには、現代見られるような、一元的な共通性が生み出された過程を検証した。その結果、奉献品の一種に過ぎなかった社殿の一般化、そして、把笏や女性神職任用のルール化などからうかがえる神職の公的性格の強まりが、いずれも奈良時代末期から平安時代初期の制度的変化の影響を受けていた点を指摘した。