基本情報

所属
神奈川県立がんセンター 臨床研究所 がん予防・情報学部 部長
神奈川県立がんセンター 遺伝診療科 部長
神奈川県立保健福祉大学 ヘルスイノベーション研究科 教授
学位
博士(医学)(名古屋大学)

連絡先
narimt54gancen.asahi.yokohama.jp
J-GLOBAL ID
201301080550537219
Researcher ID
ABC-9150-2021
researchmap会員ID
B000230433

外部リンク

自己紹介

医師・研究者

イノベーションを通じて自分で自分の健康をデザインできる社会を目指して活動しています。

クロスアポイント制度により神奈川県立がんセンターと神奈川県立保健福祉大学の両方に在籍しています。

山形と湘南に拠点をおく非営利活動法人地域健康プランの理事長としてイノベーションの地域への実装にも取り組んでいます。

 

関連するHP

facebook

https://www.facebook.com/hiroto.narimatsu

神奈川県みらい未病コホート研究

https://www.me-byo-cohort.jp

神奈川県立がんセンター 臨床研究所 がん予防・情報学部

http://kcch.kanagawa-pho.jp/kccri/organization/yoboujouhou.html

神奈川県立がんセンター 遺伝診療科

http://kcch.kanagawa-pho.jp/examination/idenshinryo.html

神奈川県立保健福祉大学イノベーション研究科

https://www.shi.kuhs.ac.jp

特定非営利活動法人 地域健康プラン

http://tkk-plan.com


主な研究活動

ゲノム情報活用したオーダーメイド予防医療への取り組み  

ゲノム情報を活用したオーダーメイド予防医療の実現が研究の中心である。2009年山形大学グローバルCOEプログラム准教授、2012年より同大大学院医学系研究科公衆衛生学講座准教授として地域の次世代個オーダーメイド予防医療の実現に焦点を当てたフィールド研究である地域住民ベースのゲノムコホート研究(山形県コホート研究)の立ち上げを担った(1)。

2015年より神奈川県立がんセンター臨床研究所がん予防・情報学部部長に就任。神奈川県みらい未病コホート研究を立ち上げた。この研究は文部科学省科学研究費新学術領域研究 コホート・生体試料支援プラットフォーム(研究支援代表者 村上 善則)として実施している。コホート研究のデータを使い、肥満における遺伝環境相互作用の臨床応用(2)、新規の疾患リスク指標の開発(3, 4)といった成果を得ている。オーダーメイド予防医療の臨床応用を見据えて、ゲノムリテラシーの研究にも取り組んだ(5,6)。オーダーメイドがん検診にむけて方向性提案する総説も発表している(7-9)。
2019年より神奈川県立保健福祉大ヘルスイノベーション研究科にクロスアポイント制度にて教授として着任(現職)。大規模コホート研究の基盤を活用した健康医療におけるイノベーションを目指す介入実装研究、未病エミライズプロジェクト(ME-BYO & ME-RASE project)を立ち上げた。現在公表しているものだけでも、ヘルスケア事業で著名なRIZAPグループ株式会社、遺伝子検査サービス提供しているジェノプランジャパン株式会社、ヤフー株式会社よりスピンオフしたゲノム解析サービス事業のベンチャーである株式会社Zene、などとの共同研究を進めており、オーダーメイド医療実現を目指し、産学協同研究にも取り組んでいる。

神奈川県みらい未病コホート研究HP

https://www.me-byo-cohort.jp

【関係する主な論文】

  1. Yamagata University Genomic Cohort C, Narimatsu H. Constructing a contemporary gene-environmental cohort: study design of the Yamagata Molecular Epidemiological Cohort Study. J Hum Genet. 58(1):54-6; 2013.
  2. Nakamura S, Narimatsu H, Sato H, et al. Gene-environment interactions in obesity: implication for future applications in preventive medicine. J Hum Genet. 61(4):317-22; 2016.
  3. Narimatsu H, Nakata Y, Nakamura S, et al. Applying data envelopment analysis to preventive medicine: a novel method for constructing a personalized risk model of obesity. PLoS One. 10(5):e0126443; 2015.
  4. Nakamura S, Narimatsu H, Nakata Y, et al. Efficiency score from data envelopment analysis can predict the future onset of hypertension and dyslipidemia: A cohort study. Sci Rep. 9(1):16309; 2019.
  5. Nakamura S, Narimatsu H, Katayama K, et al. Effect of genomics-related literacy on non-communicable diseases. J Hum Genet. 62(9):839-46; 2017.
  6. Nakamura S, Narimatsu H. Adaptation of Genetic Counseling According to an Individual's Literacy Regarding Genomics. J Clin Oncol. 36(5):516-7; 2018.
    Narimatsu H, Kitanaka C, Kubota I, et al , Yamagata University Medical E, Training Program through the Genomic Cohort S. New developments in medical education for the realization of next-generation personalized medicine: concept and design of a medical education and training program through the genomic cohort study. J Hum Genet. 58(9):639-40; 2013.
  7. Narimatsu H. Gene-Environment Interactions in Preventive Medicine: Current Status and Expectations for the Future. Int J Mol Sci. 18(2); 2017.
  8. 成松宏人. ゲノム研究の進歩とがん検診 −今までの道のりと未来への期待−. 日本がん検診・診断学会誌. 27(2):134-7; 2020.


がんの遺伝診療における取り組み

がん遺伝診療のニーズの高まりにあわせて2017年神奈川県立がんセンターに遺伝診療科を立ち上げた。現在年間100件以上の遺伝カウンセリングをこなしており、がんの遺伝診療の経験豊富な専門医(日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医・責任指導医、日本遺伝性腫瘍学会専門医・指導医)の立場からの研究も展開している。(10-12)
最近では、AIの遺伝診療における応用を目指し、システムのプロトタイプを作成し(特願2021-64706)応用に向けた実装研究を進めている。(13-14)

【関係する主な論文】

  1. Narimatsu H, Kitanaka C, Kubota I, et al et al., Yamagata University Medical E, Training Program through the Genomic Cohort S. New developments in medical education for the realization of next-generation personalized medicine: concept and design of a medical education and training program through the genomic cohort study. J Hum Genet. 58(9):639-40; 2013.
  2. Nakamura S, Narimatsu H, Nakata Y, et al. Efficiency score from data envelopment analysis can predict the future onset of hypertension and dyslipidemia: A cohort study. Sci Rep. 9(1):16309; 2019.
  3. Nakamura S, Narimatsu H. Adaptation of Genetic Counseling According to an Individual's Literacy Regarding Genomics. J Clin Oncol. 36(5):516-7; 2018.
  4. Sato A, Haneda E, Suganuma N, Narimatsu H. Preliminary Screening for Hereditary Breast and Ovarian Cancer Using a Chatbot Augmented Intelligence Genetic Counselor: Development and Feasibility Study. JMIR Form Res. 5(2):e25184; 2021.
  5. 成松宏人. AIによる遺伝診療支援の現在 -AIに対する失望と期待を含めて-. 新医療. 47(5):84-6; 2020.

 

医工連携、産学連携


 ITの医療における可能性にいち早く注目し、2007年ごろよりより現在にいたるまでIT技術の医療応用への可能性についての研究を展開している。がん患者がどのようにインターネットから情報を取得しているかを調べた研究、さらに当時急速に普及していたブログに注目した研究を行い、がん患者においてITによる情報収集が重要な手段になっていることを明らかにした。(1,2)

 医療におけるSNSに注目し、厚生労働科学研究費「医療広報におけるソーシャルメディアの可能性」(2012−13)研究代表者として、複雑系ネットワークを専門とする山形大学大学院理工学研究科田中敦研究室と医工連携で、がん患者がSNSを通じて情報共有を行っている実態を明らかにした。 最近では同研究室と引き続き共同で、医療機関のSNSの活用状況や(3-6)医学における重大ニュースのSNSでの議論の実態を明らかにしている(7)。現在も神奈川県立がんセンターがん予防・情報学部 部長および神奈川県立保健福祉大学ヘルスイノベーション研究科教授(クロスアポイント制度にて両施設に在籍)として、ITに注目した医工連携を継続している。
 企業との共同研究の経験も豊富である。現在公表しているものだけでも、ヘルスケア事業で著名なRIZAPグループ株式会社、遺伝子検査サービスを提供しているジェノプランジャパン株式会社、ヤフー株式会社よりスピンオフしたベンチャーの株式会社Zene、腸内細菌の解析サービスを提供する株式会社メタジェンと共同研究を進めている。

【関係する主な論文】

  1. Morita T, Narimatsu H, Matsumura T,et al. A study of cancer information for cancer patients on the internet. Int J Clin Oncol. 12(6):440-7; 2007.
  2. Narimatsu H, Matsumura T, Morita T, et al.. Detailed Analysis of Visitors to Cancer-Related Web Sites. J Clin Oncol. 26(25):4219-23; 2008.
  3. Sugawara Y, Narimatsu H, Hozawa A, et al. Cancer patients on Twitter: a novel patient community on social media. BMC Res Notes. 5(1):699; 2012.
  4. Tsuya A, Sugawara Y, Tanaka A, Narimatsu H. Do cancer patients tweet? Examining the twitter use of cancer patients in Japan. J Med Internet Res. 16(5):e137; 2014.
  5. Sugawara Y, Narimatsu H, Tsuya A, et al. Medical Institutions and Twitter: A Novel Tool for Public Communication in Japan. JMIR Public Health Surveill. 2(1):e19; 2016.
  6. Sugawara Y, Murakami M, Narimatsu H. Use of Social Media by Hospitals and Clinics in Japan: Descriptive Study. JMIR Med Inform. 8(11):e18666; 2020.
  7. Sugawara Y, Tanimoto T, Miyagawa S, Murakami M, Tsuya A, Tanaka A, Kami M, Narimatsu H. Scientific Misconduct and Social Media: Role of Twitter in the Stimulus Triggered Acquisition of Pluripotency Cells Scandal. J Med Internet Res. 19(2):e57; 2017.

 


論文

  157

MISC

  172

書籍等出版物

  2
  • 成松宏人 (担当:分担執筆, 範囲:Intestinal Thrombotic Microangiopathy After Hematopoietic Stem Cell Transplantation)
    InTech 2012年 (ISBN: 9789535104193)
  • 成松宏人 (担当:分担執筆, 範囲:Clinical Characteristics of Acute Myeloid Leukemia with t(8;21) in Japan and Western Countries)
    InTech (ISBN: 9789533078861)

講演・口頭発表等

  126

担当経験のある科目(授業)

  22

所属学協会

  8

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  23
  • 日本学術振興会 科学研究費助成事業 新学術領域研究(研究領域提案型)『学術研究支援基盤形成』 2016年 - 2021年
    村上 善則, 今井 浩三, 若井 建志, 村上 善則, 松尾 恵太郎, 三上 春夫, 鈴木 貞夫, 喜多 義邦, 渡辺 能行, 田中 恵太郎, 嶽崎 俊郎, 栗木 清典, 古庄 憲浩, 有澤 孝吉, 玉腰 暁子, 今田 恒夫, 武林 亨, 三浦 克之, 成松 宏人, 鈴木 康司, 村山 繁雄, 高尾 昌樹, 赤津 裕康, 齊藤 祐子, 矢部 博興, 中杤 昌弘, 清水 厚志, 醍醐 弥太郎, 高橋 隆, 宮城 洋平, 渡邉 俊樹, 安井 寛, 田中 英夫, 内藤 真理子, 大中 佳三, 森 満, 川崎 良
  • 文部科学省 科学研究費補助金(挑戦的萌芽研究) 2013年 - 2015年
    成松 宏人

産業財産権

  1

学術貢献活動

  6

メディア報道

  13

その他

  1
  • 1999年4月 - 現在
    医師免許 日本内科学会 総合内科専門医 日本血液学会認定血液専門医 日本医師会認定産業医 博士(医学) 日本血液学会認定血液指導医 日本人類遺伝学会 臨床遺伝専門医(責任指導医) 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法専門医 日本臨床腫瘍学会 がん薬物療法指導医 社会医学系専門医・指導医 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍専門医 日本遺伝性腫瘍学会遺伝性腫瘍指導医