共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年4月 - 2020年3月

琵琶湖におけるプランクトンとウイルスの過去100年にわたる相互作用解明への挑戦

日本学術振興会  科学研究費助成事業 基盤研究(C)  基盤研究(C)

課題番号
17K00528
体系的課題番号
JP17K00528
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

本研究は世界有数の古代湖、琵琶湖がこの100年間で宿主プランクトンと寄生者がどのように変化してきたのかを堆積試料を用いて明らかにすることを目的としている。解析結果から、琵琶湖はこの100年でプランクトン相に大きな変化が2回生じ、1回目が富栄養化した1970年代、2回目が現在にかけての時期であることが判明した。変動要因について解析を進めた結果、気象条件、人為的活動に関連した環境条件の変化や生物同士のつながりを介しての影響が明らかとなってきた。寄生者についてもウイルス叢が時期により変化することを見出した。つまり琵琶湖は自然・人為的環境変化と共に生物相も変化し、現在も大きな転換点にあると推察された。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K00528/17K00528seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K00528
ID情報
  • 課題番号 : 17K00528
  • 体系的課題番号 : JP17K00528

この研究課題の成果一覧

論文

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講演・口頭発表等

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