共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

口腔細菌と緑膿菌がもたらす誤嚥性肺炎の重篤化機構の解明~肺炎予防を目指して~

日本学術振興会  科学研究費助成事業 若手研究(B)  若手研究(B)

課題番号
16K21198
体系的課題番号
JP16K21198
配分額
(総額)
4,160,000円
(直接経費)
3,200,000円
(間接経費)
960,000円

易感染性宿主となりうる高齢者・有病者は口腔衛生状態が悪化しやすいことに加え、緑膿菌が高率検出される。緑膿菌は日和見感染菌として捉えられ、肺炎のリスク因子としても知られている。本研究にて我々は、歯周病原因菌の1つであるFusobacterium nucleatumの培養上清を加えることにより、緑膿菌の病原因子であるピオシアニン産生が有意に上昇することを示した。また、培養上清に熱を加えることによりその効果は減弱したことから、熱に不安定な分泌タンパクであることが示唆された。

リンク情報
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K21198/16K21198seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K21198
ID情報
  • 課題番号 : 16K21198
  • 体系的課題番号 : JP16K21198