論文

2015年9月30日

臨床実習に対する指導者の心理的反応について―作業療法身体障害領域における調査―

北海道千歳リハビリテーション科学
  • 山田恭平
  • ,
  • 三浦正樹
  • ,
  • 佐々木努
  • ,
  • 佐藤拓也
  • ,
  • 松田竜幸
  • ,
  • 久保勝幸
  • ,
  • 三宅環

1
開始ページ
81‐84
終了ページ
84
記述言語
日本語
掲載種別
出版者・発行元
北海道千歳リハビリテーション科学学会

本研究では、実習指導者のストレスとして表出される心理的反応を調査することを目的に、身体障害領域に勤務する作業療法士に対してSRS-18を測定した。結果からは10年以上の経験がある作業療法士の方がSRS-18の得点が低いことが示され、ストレスとされる負の心理的反応の出現が少なくなっていることが考えられた。また、経験が少ない作業療法士ほど、不機嫌・怒りや無気力といった反応を示しやすいことが明らかとなり、実習指導者が学生を指導するにあたっての時間や気持ちの余裕をもてていないことが要因として挙げられた。(著者抄録)

リンク情報
J-GLOBAL
https://jglobal.jst.go.jp/detail?JGLOBAL_ID=201702276136369131
URL
http://jglobal.jst.go.jp/public/201702276136369131
ID情報
  • ISSN : 2189-4442
  • eISSN : 2435-1229
  • 医中誌Web ID : 2017254277
  • J-Global ID : 201702276136369131

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