共同研究・競争的資金等の研究課題

2016年4月 - 2019年3月

シェーグレン症候群におけるHTLV-Iの作用点と分子機序を解明する多角的研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
16K09899
体系的課題番号
JP16K09899
配分額
(総額)
4,680,000円
(直接経費)
3,600,000円
(間接経費)
1,080,000円

抗HTLV-1抗体陽性シェーグレン症候群(SS)唾液腺におけるtax/HBZとNF-kappa B/Foxp3蛋白発現を免疫組織学的に比較検討した。SS組織では浸潤単核球と導管両方にHBZとtax発現を認めたが、HAMSSの浸潤単核球にはtax優位の発現がみられた。キャリアSSでは浸潤単核球・導管共にHBZと少量のtaxが発現していたが、抗HTLV-I抗体陰性SSではHBZ/tax共に発現はごく軽度であった。Foxp3はATL MNCsで17.2%と有意な発現を認めHAMSSでの発現も10.4%と陰性群より高値であった。HAMSSでのtaxの優位発現とFoxp3の発現の偏りが特徴的であった。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-16K09899
Kaken Url
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-16K09899/16K09899seika.pdf
ID情報
  • 課題番号 : 16K09899
  • 体系的課題番号 : JP16K09899