Profile Information

Affiliation
Faculty of Engineering, Information and Systems, University of Tsukuba
Degree
博士(情報科学)(名古屋大学)

Researcher number
10819311
J-GLOBAL ID
201801014881372036
researchmap Member ID
B000297373

 大学院(名古屋大学)ではロボットの制御知能をテーマとし,群ロボットやハンドロボットの連携動作を進化的計算を用いて学習・習得する手法について研究した.

 2009年,東日本電信電話株式会社(NTT東日本)へ入社し,システム保守ソフトウェアやテレコミュニケーションとWebシステムを融合するサービス基盤の開発に携わる.2011年,東日本大震災を契機に始まったNTTグループの災害用安否確認システム更改プロジェクトにメインエンジニアとして参加し,「新災害用伝言板web171」サービスの開発に貢献.その後,同システムの維持管理エンジニアとして運用を支え,情報システムの保守運用技術の経験を積む.その後,NTT研究所へ転籍し,電話とWebの異なるメディア間で安否メッセージ交換を可能にする音声,テキスト変換基盤の研究開発を行う.この研究成果を利用したサービス「新災害用伝言ダイヤル171」が2016年よりNTT東日本・西日本より提供されている.2015年より,次世代のIoTサービス技術の研究や技術実証を行った.

 2018年,小山高専に着任(助教).2019年4月より講師.2021年4月より准教授.「AI・IoT時代における⼈々の安⼼・安全なネットワークシステムの利⽤に寄与する技術開発」を研究ビジョンに,プライバシー情報の流出を抑制する⾒守りカメラシステム,コンピュータのクロック指紋に基づく機器識別,専⽤ハードウェアによる演算処理の⾼速化などの研究を進めている.小山高専では2020年度の学生向けイベントポイントシステムの開発,2021年度の学内の情報教育システムの更新,2022年度の学内ネットワーク設備の全面更新など学内の情報インフラの構築・運営において中心となって活躍している.また,全国国⽴⾼専におけるサイバーセキュリティ⼈材育成事業(K-SEC)にて課外授業などの実践にも取り組み,その結果を元に情報セキュリティ教育研究の分野でも成果を挙げている.

 2023年4月より,筑波大学 システム情報系(情報工学域)准教授.情報環境機構 学術情報メディアセンターおよび大学院理工情報生命学術院 システム情報工学研究群 リスク・レジリエンス工学 学位プログラムに所属.


Major Papers

  36

Major Misc.

  38

Major Presentations

  43

Research Projects

  7

Industrial Property Rights

  12