基本情報

所属
東京大学大学院 教育学研究科比較教育社会学コース 教授
学位
博士(東京大学)

連絡先
nihenorip.u-tokyo.ac.jp
J-GLOBAL ID
200901017407141480
researchmap会員ID
1000368303

日本型生活保障システムの再編下における社会の構造変容と帰結について、①セクター間関係、及び、②サブシステム間関係に注目して研究している。

①セクター間関係については、1990年代以降、公共サービスの民営化や準市場化が進む中で、民間セクターがサービス供給の担い手として位置づけられるようになっている。その変化は「市民社会」と呼ばれてきた領域における組織の構造や言説をどう変え、また「市民社会」と政府/市場との関係をどう変容させるのか。そしてそのトレンドは「ネオリベラリズム」と呼ばれる潮流と共振してると言えるのか。以上の問いを社会学的な観点から理論的・実証的に検討することが課題である。

②サブシステム間関係については、少子高齢化と公的支出の抑制圧力という文脈下における社会保障システムと教育システムの関係性の変容に焦点を当てている。具体的には、社会保障システムの中への〈教育〉のレトリックの侵入とその帰結が分析対象である。ここで〈教育〉のレトリックとは、主体の改変を通して社会のパフォーマンスの向上を図る意味論を指し、アクティベーション/ワークフェアを問わず、多くの国でこれがポスト福祉国家の再編の中心に置かれている。日本でも、人生前半の社会保障の重視や積極的労働市場政策の導入が進められつつあるが、これがいかなる問題やリスクを生み出しうるのか社会学的に明らかにしたい。

 

「偽善を演じる」(TEDxUTokyo 2023)https://www.youtube.com/watch?v=-m7FzGy5i3s


主要な受賞

  6

主要な論文

  41

主要な書籍等出版物

  41

主要なMISC

  50

講演・口頭発表等

  59

主要な共同研究・競争的資金等の研究課題

  15