中性子校正場におけるトレーサビリティの維持確認に向けた取り組み
日本保健物理学会第46回研究発表会
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- 開催年月日
- 2013年6月
- 記述言語
- 日本語
- 会議種別
- 開催地
- 千葉
- 国・地域
- 日本
原子力機構・放射線標準施設では、$^{252}$Cf及び$^{241}$Am-Be線源を用いた中性子校正場を整備している。中性子校正場におけるトレーサビリティ確保のためには、国家標準機関において5年ごとに中性子放出率を値付けすることに加え、基準の維持確認測定を定期的に行うことが望ましい。当施設では、中性子検出器を用いてフルエンス率を定期的に測定することにより、基準の維持確認を行うことを検討している。そこで、本発表では、原子力機構が新しく開発した可搬型ロングカウンタによるフルエンス率測定について、線源-検出器間距離等の測定条件についての検討結果及び今後の取り組みを報告する。