研究集会は,平成18年1月28日に東京大学生産技術研究所コンベンションホールで「感染症理論疫学研究大会2006:数理疫学・数理生態学・数理統計学の融合」というタイトルで,合原複雑数理モデルプロジェクト・東京大学21世紀COEプログラム「情報科学技術戦略コア」超ロバスト計算原理プロジェクトとの共催という形で実施され,以下に掲げる16演題が発表された。1.稲葉寿(東京大学数理科学研究科)Age-Structured Homogeneous Epidemic Systems with Application to the MSEIR Epidemic Model 2.竹内康博(静岡大学工学部システム工学科)Global dynamics of SIS model with transport-related infection 3.杉峰伸明(独立行政法人科学技術振興機構ERATO合原複雑数理モデルプロジェクト)ツリー上の拡張型コンタクトプロセスの大域的臨界値と局所的臨界値について 4.加茂将史(産業技術総合研究所化学物質リスク管理研究センター)空間構造を伴う集団での病原性の進化 5.瀬野裕美(広島大学大学院理学研究科数理分子生命理学専攻)伝染媒介体の空間分布に依存した伝染病汚染地域の拡大速度に関する確立過程モデル 6.大塚一路(東京大学先端科学技術研究センター)多状態確立粒子モデル...