2013年
農地への有機物由来炭素投入量の推定と農地土壌炭素蓄積量のモデリング
土壌の物理性
- 巻
- 123
- 号
- 123
- 開始ページ
- 89
- 終了ページ
- 92
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 出版者・発行元
- 土壌物理学会
モデルによる農地の土壌炭素蓄積量の広域評価には,作物の種類や品種,栽培時の土壌や気象などの環境条件,小麦の例のようにわらを刈り取る高さなどの現場の状況を反映させた作物残さ由来の炭素投入量のデータが必要である.今のところ高解像度とはいかないが,植物のアロメトリーの関係を用いて,作物残由来の残さ投入量を市町村単位で求めることができた.今後は,農協や普及センターが管理するほ場単位での情報などより空間解像度の高い情報を活用すれば,ほ場単位での作物残さ由来炭素投入量の推定や土壌炭素蓄積量の予測が可能になるだろう.また,土壌炭素蓄積量の増減に対しては,作物残さの持ち出しによる影響が大きいことを明らかにした.
- リンク情報
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- CiNii Articles
- http://ci.nii.ac.jp/naid/120005580575
- CiNii Books
- http://ci.nii.ac.jp/ncid/AN00347581
- URL
- http://id.ndl.go.jp/bib/024626961
- URL
- http://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010851602 本文へのリンクあり
- ID情報
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- ISSN : 0387-6012
- CiNii Articles ID : 120005580575
- CiNii Books ID : AN00347581