講演・口頭発表等

2016年8月

Age-Period-Cohort分析の健康施策への活用に関する研究 —地域格差指標の検討—

統計数理研究所共通公開研究集会「重点テーマ2: 次世代への健康科学」
  • 発表者
  • ,
  • 三輪のり子
  • ,
  • 中村隆

記述言語
日本語
会議種別
口頭発表(一般)
開催地
統計数理研究所

(筆頭)
口頭発表
健康日本21(第2次)では、健康格差の縮小の実現が掲げられ、健康に影響を及ぼす社会環境の改善に向けた取組みを評価する必要がある。本集会では、新しい地域格差指標として「時代効果だけでみた死亡率」から算出したジニ係数の推移を用いて、脳血管疾患・心疾患の地域格差(拡大傾向)、肺炎の男女間格差(拡大傾向)、自殺の男性における地域格差を示した。また、粗死亡率や年齢調整死亡率から算出したジニ係数と比較し、本指標を健康施策へ活用する利点について報告した。
(担当部分)
研究の立案、データ収集・入力、時代効果を用いたジニ係数の算出、結果の解釈・考察、スライド作成