メディア報道

2021年1月1日

薄井秀夫「コロナ禍の初詣はどこへ行く?」


種別
インターネットメディア
執筆者
本人以外

拙著を参照。

「近年、神奈川大学の平山昇准教授が、明治時代に発行された新聞などの資料を詳細に調べて、初詣の習慣が明治中期以降に一般化して、広まってきたことを明らかにしている(『鉄道が変えた社寺参詣――初詣は鉄道とともに生まれ育った』交通新聞社新書)。
平山准教授によると、初詣の一般化には、鉄道の開業が一役買っているという。特に、鉄道が家から距離のある寺社への参拝を可能にしたこと、また鉄道会社が新聞広告等で沿線の有名寺社への初詣を勧めるキャンペーンを行ったことが、大きく影響しているようだ。
ちなみに明治期には、俳句で「初詣」という季語を使った句がほとんど無く、大正時代以降になってようやく頻繁に使われるようになったらしい。」

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https://webronza.asahi.com/culture/articles/2020123100001.html