その他

2020年8月

畔上直樹「国教問題と近代日本 ――神社-ネオ国教論の形成と展開――」(伊藤聡・吉田一彦編『日本宗教史3 宗教の融合と分離・衝突』吉川弘文館、2020年)


拙稿「「体験」と「気分」の共同体―戦間期の「聖地」ツーリズムー」(塩出浩之編『公論と交際の東アジア近代』東京大学出版会、2016年)に言及。(p.290)

「最近では、皇室ゆかりの「聖地」参拝ツーリズムの活性化という大衆社会化現象のもとで、政府の公式的なそれとはズレた神社観が広まり、そのなかで神社参拝への強制的圧力が高まるメカニズムを説明する研究もある(平山昇―二〇一六)」