2017年1月
JRA-55を用いた日本周辺の冬期低気圧の長期変動特性について
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 73
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_487
- 終了ページ
- I_492
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/kaigan.73.i_487
- 出版者・発行元
- 公益社団法人 土木学会
日本海沿岸では,冬期に発達した低気圧によって沿岸災害が多く発生している.先行研究によると,日本海沿岸ではシベリア高気圧の強弱に伴う季節風の南北変動により,高波が生じることが示唆されているが,冬期の高波や高潮の発生事例は少なく,その長期変動特性の理解は進んでいない.そこで,日本周辺における冬期低気圧の特性を調べるため,気象庁55年長期再解析(JRA-55)を用い,過去55年間に日本周辺で発生した爆弾低気圧を抽出し,解析を行った.抽出された爆弾低気圧の発生個数,強度,経路についての解析,気象総観場との相関解析,経路についてのクラスター解析を行い,日本周辺で発生する爆弾低気圧の長期変動特性を明らかにした.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/kaigan.73.i_487
- ISSN : 1883-8944
- CiNii Articles ID : 130006171916