2015年1月
極端な気象擾乱における高波の非線形特性について
土木学会論文集B2(海岸工学)
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- 巻
- 71
- 号
- 2
- 開始ページ
- I_457
- 終了ページ
- I_462
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.2208/kaigan.71.i_457
- 出版者・発行元
- Japan Society of Civil Engineers
日本海沖では,稀に冬季を中心に急速に発達し台風並みの暴風雨をもたらす温帯低気圧が発生する.一方,太平洋沖では,夏季に台風が接近または上陸し,両者は沿岸部に大きな被害をもたらす.近年の研究により,波浪のスペクトル形状から最高波高Hmaxの頻度や期待値を求めるという方法が提案されている.しかし,実際の気象条件下で,どの程度の精度で推定可能かは不明である.そこで本研究では,ここ数年で特徴的な気象擾乱である,2012年4月に発生した日本海低気圧と同年9月に発生した台風1216号,および2014年10月に発生した台風1418号を対象に,スペクトル型波浪モデルを用いて有義波高H1/3および最高波高Hmaxの推計を行った.
- リンク情報
- ID情報
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- DOI : 10.2208/kaigan.71.i_457
- ISSN : 1884-2399
- CiNii Articles ID : 130005109235