共同研究・競争的資金等の研究課題

2019年8月 - 2021年3月

M細胞の抗原取り込みにおける新規同定輸送関連分子による制御機構の解明

日本学術振興会  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援  研究活動スタート支援

課題番号
19K23842
体系的課題番号
JP19K23842
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
2,860,000円
(直接経費)
2,200,000円
(間接経費)
660,000円

M細胞は粘膜リンパ組織を覆う上皮に存在し、管腔内抗原をトランスサイトーシスし、免疫応答を誘導する。一方、M細胞はボツリヌス毒素などの病原因子の侵入経路ともなっている。しかしながら、トランスサイトーシスの分子機構には不明な点が多い。本研究では、M細胞に高発現するPleckstrin homologyドメイン含有分子(以下M-Plek)に着目し、M-Plek欠損マウスを解析した。その結果、M-Plek欠損マウスは野生型に比べボツリヌス毒素に対し高い感受性を示した。また、トランスサイトーシスを定量的に評価するために、単層培養した腸オルガノイドにM細胞を誘導し、物質の透過性を測定する系を開発した。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-19K23842
ID情報
  • 課題番号 : 19K23842
  • 体系的課題番号 : JP19K23842