2019年4月 - 2023年3月
英語医療面接の技能向上を目的としたVR・人型ロボット連携指導教材の開発
日本学術振興会 科学研究費助成事業 基盤研究(C)
本研究の目的は、医学部生を対象とした英語医療面接指導の技術向上を目的として、VR(バーチャルリアリティ)・人型ロボット連携教材を開発し、教育効果を検証することである。当該年度は、主にVRやロボットを活用して、英語医療面接を学習するための教材を試作し、改良を数回行った。まずは英語医療面接のスクリプトを作成し、そのスクリプトに基づいて、VRの中で医学部生の学習者が音声を確認したり、医師役として、患者と向きあって発音練習をすることが可能である教材を作成した。ロボットに関しても、VRと同じスクリプトを活用して、ロボットが患者役となり、学習者が医師役となって、英語医療面接の基本的な質問の表現を練習することができるような教材を作成した。その後、医学部教育を終えた研修医を対象に作成したVR教材の試行調査を行い、教材を使用した感想や改善点などを聞く予定であったが、コロナ陽性者数が全国的に高い状態で推移しており、医療従事者の医療現場での負担も増していたために、予定通りに試行調査を行うことができず、現時点では研修医1名の試行調査を終えた段階である。
VR・ロボット連携教材に関しては、医学生が主体となって、コロナ感染予防の教材を作成する試みも行った。VRでコロナ感染対策をしていない動画とコロナ感染対策をしている動画を作成し、ロボットとクイズ形式でコロナ感染予防のポイントを学べるような教材を作成した。この取り組みについては、学内の学会でポスター発表を行い、報告書として纏めた。
さらに遠隔形式での英語授業の改善や工夫を目指して、複数の大学の教員とZoomのbreakout roomを活用した英語授業の取り組みや、専門分野の異なる教員同士の相互FDの取り組みなどを行い、学会等で報告した。
VR・ロボット連携教材に関しては、医学生が主体となって、コロナ感染予防の教材を作成する試みも行った。VRでコロナ感染対策をしていない動画とコロナ感染対策をしている動画を作成し、ロボットとクイズ形式でコロナ感染予防のポイントを学べるような教材を作成した。この取り組みについては、学内の学会でポスター発表を行い、報告書として纏めた。
さらに遠隔形式での英語授業の改善や工夫を目指して、複数の大学の教員とZoomのbreakout roomを活用した英語授業の取り組みや、専門分野の異なる教員同士の相互FDの取り組みなどを行い、学会等で報告した。
- ID情報
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- 課題番号 : 19K00885
- 体系的課題番号 : JP19K00885