共同研究・競争的資金等の研究課題

2017年6月 - 2020年3月

子どもは拡張現実(AR)技術による「本物らしさ」をどのように認識しているのか?

日本学術振興会  科学研究費助成事業 挑戦的研究(萌芽)  挑戦的研究(萌芽)

課題番号
17K18697
体系的課題番号
JP17K18697
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
6,240,000円
(直接経費)
4,800,000円
(間接経費)
1,440,000円
資金種別
競争的資金

拡張現実技術(Augmented Reality : AR) による映像情報が、子どもの行動に影響する様子を実験的に検討した。その結果、5-10 歳児は AR によって提示された CG キャラクターが出現した場所を、AR 表現が解除されてキャラクターが消えた後であっても、あたかもキャラクターとの衝突を回避するかのように迂回する傾向が強いことが示された。一方で大学生を対象とした類似の実験では、そのような傾向は認められなかった。これらの結果は、子どもの行動に AR 情報が影響する場合があること、成人には特に強い影響を生じないような AR 情報であっても子どもの行動には影響する場合もあることを示す。

リンク情報
URL
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-17K18697/17K18697seika.pdf
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-17K18697
ID情報
  • 課題番号 : 17K18697
  • 体系的課題番号 : JP17K18697