共同研究・競争的資金等の研究課題

2011年 - 2013年

熱帯熱マラリア原虫由来非メバロン酸経路酵素群に関する構造機能相関研究

日本学術振興会  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

課題番号
23590495
体系的課題番号
JP23590495
担当区分
研究代表者
配分額
(総額)
5,330,000円
(直接経費)
4,100,000円
(間接経費)
1,230,000円

熱帯熱マラリア原虫の感染で発症するマラリアにより、年間数百万人の死者が出ている。薬剤耐性原虫の出現により、新規抗マラリア薬の開発が求められている。ホスミドマイシンは、ガボンおよびタイで行われた第二相臨床試験の結果からマラリアの治療に有効であることが示されている。その作用機序は、ヒトに存在しない代謝経路である非メバロン酸経路中の酵素DXR(PfDXR)を阻害することによるものである。本研究では、新規ホスミドマイシン類似体数種とPfDXRとの複合体の結晶構造解析に成功した。それら阻害剤のいくつかは、ホスミドマイシンより強力な阻害活性を示す。本研究の成果は、より強力な新規抗マラリア薬開発に役立つ。

リンク情報
KAKEN
https://kaken.nii.ac.jp/grant/KAKENHI-PROJECT-23590495
ID情報
  • 課題番号 : 23590495
  • 体系的課題番号 : JP23590495

この研究課題の成果一覧

講演・口頭発表等

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