2019年2月
精神障害者におけるポジティブ作業に根ざした実践のプログラム開発とその適用方法の予備的検討
作業療法
ダウンロード
回数 : 40
- ,
- 巻
- 38
- 号
- 1
- 開始ページ
- 54
- 終了ページ
- 63
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 研究論文(学術雑誌)
- DOI
- 10.32178/jotr.38.1_54
- 出版者・発行元
- 一般社団法人 日本作業療法士協会
本研究の目的は,ポジティブ作業に根ざした実践のプログラム(POBP)を開発し,適用方法を検討することであった.研究方法は2段階の手順を踏み,手順1で作業に根ざした実践に精通する作業療法士3名で学習教材を作成し,手順2でPOBPを精神障害者6名に実施した.効果指標はポジティブ作業評価15項目版(APO-15),ポジティブ作業の等化評価(EAPO),一般性セルフ・エフィカシー尺度を用い,解析はベイズ推定による一般化線形混合モデルで行った結果,手順1で学習教材が33種類作成され,手順2でAPO-15のエンゲージメント,EAPOのポジティブ作業の2因子で効果を認めた.POBPは精神障害者の幸福の促進に寄与する可能性があると示された.
- リンク情報
- ID情報
-
- DOI : 10.32178/jotr.38.1_54
- ISSN : 0289-4920
- CiNii Articles ID : 130007596118
- CiNii Books ID : AN10076899