基本情報

所属
東北大学 サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 教授
学位
医学博士(1993年3月 名古屋大学)

J-GLOBAL ID
201801011145732115
researchmap会員ID
B000346803

主な研究テーマはセロトニンを中心とした食欲調節、摂食シグナル、代謝調節における臓器間ネットワーク等。
米国UCSF時代に自身が行ったセロトニン5-HT2C受容体による食欲調節とエネルギー代謝調節に関する研究成果を基にして、San DiegoのArena Pharmaceuticalsが開発した選択的5-HT2C受容体刺激薬(Lorcaserin)が、肥満症治療薬(Belviq)として2012年5月に米国FDAで承認され、米国エーザイ(株)にライセンス化され北米を中心に海外で販売された。
最近では、自律神経系の活性とバランスを整え、糖尿病に合併する外来時高血圧を改善させる超音波照射装置を開発し日米で特許を取得し、商品化を図っている。また近年、肥満・2型糖尿病の予防を目的として、乳清タンパク質ホエイプロテインや大豆由来タンパク質等の食事性蛋白質による内分泌・代謝制御機構、末梢由来セロトニンと肝臓由来FGF21の分泌制御系、腸由来FGF15/19分泌―肝内胆汁酸合成・分泌制御系、および、それらの病態生理学的意義についての研究を進めている。更に、2型糖尿病に対して優良な血糖コントロールに導く処方術・薬物療法を開発している。


論文

  90

MISC

  8

共同研究・競争的資金等の研究課題

  4

学術貢献活動

  8

メディア報道

  3