2015年3月
周波数領域変換による可視型電子透かしの位置を考慮した8視点裸眼3DCG画像の品質評価 (五感メディア, 食メディア, ソーシャルメディア, マルチメディア, 仮想環境基礎, 映像符号化, クラウド, モバイル, ネットワーク, およびこれらの品質と信頼性, 一般)
電子情報通信学会技術研究報告. IMQ, イメージ・メディア・クオリティ
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- 巻
- 114
- 号
- 485
- 開始ページ
- 107
- 終了ページ
- 112
- 記述言語
- 日本語
- 掲載種別
- 機関テクニカルレポート,技術報告書,プレプリント等
- 出版者・発行元
- 電子情報通信学会
周波数領域変換による可視型電子透かしの品質評価が今までに多く研究されてきた.これらの多くは,2D画像やステレオ画像を扱っており,多視点3D画像は考慮していなかった.従来から,電子透かしは,多種多様なメディアに対応する必要があるとされ,検証する必要がある.今までに,我々は電子透かしを考慮して,符号化劣化領域と視点数を変化させた多視点3D画像の品質評価を行ってきた.しかしながら,周波数領域変換の際に,透かし位置を考慮していなかった.それゆえに,透かし位置の周波数領域を含めて符号化画質と耐性の関係を明らかにする必要がある.本稿では,8視点パララックスバリア方式において,まず,H.265/HEVC符号化させた3DCG画像に対して,ウェーブレット変換を行い,透かし位置の周波数領域を考慮して,透かし処理を各々の視点に行った.そして,生成画像に対して評価実験を行い,その結果をサポートベクターマシンを用いて,透かし位置と耐性別に分類を行った.
- リンク情報
- ID情報
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- ISSN : 0913-5685
- J-Global ID : 201502233737719476
- CiNii Articles ID : 40020430349
- identifiers.cinii_nr_id : 9000289264178