2010年4月
フェルミ国立加速器研究所における遮蔽実験,3; 反陽子生成ターゲットから厚い鉄遮へい体を透過してくる高エネルギー中性子の金放射化法を用いた測定
International Conference on Nuclear Data for Science and Technology (ND 2010)
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- 記述言語
- 英語
- 会議種別
フェルミ国立加速器研究所の反陽子ターゲットステーションは、120GeVに加速された陽子によって生成された二次粒子を厚い鉄及びコンクリートの遮蔽体で遮蔽している。約2m厚の鉄遮蔽体を透過してくる100MeVを超える高エネルギーの中性子強度を測定するため、金の放射化法及び低バックグランド$\gamma$線測定システムの組合せによって実施した。中性子強度の指標として、8核種の核破砕生成物の生成量を求めた。測定結果と100MeV以上の計算結果との比較により、本手法が100MeVを超える高エネルギー中性子の測定に有用であることがわかった。